こんにちは。
ジェイバンの稲場真由美です。
今日は「心理統計学を職場の連携にどう生かすか」についてお話します。
先日、東京の大手出版社からご依頼いただき、
「相互理解によるミスコミュニケーションの防止」をテーマに、
心理統計学を使い、11名の方に向けて個別コンサルティングをさせていただきました。
4つのタイプ「ポジション性格診断」をもとに、
自分自身のコミュニケーションの仕方について「具体的な傾向」があることを知っていただき、
職場メンバーの相関図とともに、どのように伝えるといいのか、
どんな点にに注意して、報告・連絡をすればいいのかについて、具体的にお話しました。
今回の成果は、1ヶ月くらい職場内の連携についてみる必要がありますが、
まずは自分自身を知っていただき、確認しながらお話できたことで
おひとりおひとりの方に、ピンポイントのアドバイスができ、
私にとっても大きな充実感でした。
ポジション性格診断は、2つの質問に答えるだけで、
生年月日を聞かずに4つのタイプに分けられる、ジェイバンの新しい分析法です。
今まで小売店、IT関連会社、自動車販売会社、メーカーなどからご依頼いただき、
この4つのタイプとスキルリーディングを組み合わせ、お役に立たせていただいています。
職場の研修やコンサルティングには、とてもフィットする分析法で、
それぞれの職場単位で、相関図をつくって提示すると、一目瞭然で、
自分と同じ人が誰か、違う人はどのように違うのかについて強く関心を示され
その理由や裏づけを説明すると、活用することに意欲的になってくださいます。
自分と職場の人、お互いに気持ちよく仕事をしたいと思っているけど、
ちょっとした考え方の違いや受けとめ方の違いから、勘違いやすれ違いが生まれます。
お互いの考え方を体系的に理解できれば、上司は部下への指示の仕方を工夫できますし、
部下は、少しくらい上司からいやなことを言われても、悪意はないことが理解できれば、
関係性は保てます。
「私と違うタイプだから・・・」とあきらめる。
「あきらめる」いうと、一見ネガティブにみえますが、
「みんな違って、みんないい」と思って、
「相手を、明らかに、認める」と思えば、とてもポジティブになれますよね。
多少のストレスを感じる相手の言動・・・。
それを、「この人はこういう人だから・・・」と、明らかに認めることができるのも、
人生を明るく歩むための「立派なスキル」だと思います。
心理統計学は、いろんなところで役立ちます。
一人でも多くの方に知っていただけるよう、広めていきたいと思っています。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
感謝します。