16日に召集される特別国会で
鳩山代表が首相に指名されれば、
直ちに民主党、社民党、国民新党の3党による
鳩山連立内閣が発足することになります。
3党連立というと、
同じ党内だけでも意見の調整が大変なのに、
政党が違うとなると、
なかなか意見の調整は大変と察します。
今日は、鳩山総理がスムーズに
閣内コミュニケーションをとるための方法を
勝手にスキルリーディングしてみます。
その前にちょっと
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行動科学ミニ講座
キャリアメソッドの行動科学では、
人間の内面を「氷山」で表しています。
氷山の海の上・・・他からも見えている内面
自分でも自覚して、他人からも認識されやすい性格。
言語・行動・思考パターンにあらわれます。
日頃のかかわり方で、とても重要な部分です。
氷山の海の中・・・他人には見えない内面
その人が、どう生きて生きたいかをあらわす「生き方」。
その人の性格の一番の根底となる「気質」。
普段、自分では、あまり意識していないけど、
人を深く知る上では、とても重要な部分です。
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まず、円滑なコミュニケーションをとる手法は、
氷山の上の部分から検証していきます。
今回、連立を組む党首3人は、まさしく3者3様。
大切にするものも、物事を考える筋道も、
それぞれに異なります。
鳩山さんは、夢や可能性などビジョンを大切にします。
話し方は、基本的に大ざっぱな話し方をする方が多く、
話があちこちに飛びやすいことが特徴です。
今話している内容を、
同時に頭の中で画像を描きながら話すため、
本人は、話がつながっていると思っていても、
他人からは、「話を聞いていない!」と誤解されることが
多々あります。
・・・私もビジョンタイプなので、共感します。・・・
福島さんは、平穏・人間関係を大切にするピースタイプ。
福島さんは、ピースの先端型。
まっすぐ・・・というより、ナナメ目線、さまざまな角度で物事をみます。
マスコミに多いタイプといえるでしょう。
結果より、本質や経過を重要に考えます。
口グセは「なぜ?どうして?」です。
鳩山さんは、基本的に「なぜ?どうして?」に関しては、
あまり気にとめないタイプです。
くれぐれも「えっ?それがいいと思ったから・・・」なんて、
大ざっぱに答えてはいけません。
大切にされていない・・・と感じます。
「なぜ?」という疑問に丁寧に答えてあげることで、
信頼関係は深まります。
亀井さんは、自分の納得を大切にするロジカルタイプ。
亀井さんは、ロジカルの独創型。
自分のペースを大切にし、オリジナリティあふれる発想の持ち主です。
自分が納得できないことは、ゼッタイ折れたくありません。
信念と目標が合致したら、命がけで確実に達成しようと試みるでしょう。
総務大臣になれば、郵政改革もどうなるかわかりませんね。
亀井さんは、おそらく郵政改革に今も異論を唱えるひとりですから。
ただ、鳩山さんにとっては、
亀井さんの言うことがいちいち細かく感じることでしょう。
ロジカルタイプの人は、キッチリ決まらないと動きません。
鳩山さんは、「とりあえずやってみよう・・・」といいたいところですが、
亀井さんは、とりあえずでは納得してくれません。
その場合、きちんと細かく話すことも一案ですが、
パワーバランスの法則を活用するのも良いでしょう。
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本来、3人のパワーバランスは、
鳩山・・→福島・・→亀井・・→鳩山となります。
ただ、亀井