今日は、国家の流れについて
ジェイバンの学問の基になる万象学の、
さらに基の基となる陰陽五行の目線でお話します。
人間にもバイオリズムのような運気があり、
毎日、毎月、毎年テーマが生きていくためのテーマがあります。
それを知って毎日を過ごせば、
気持ちよく、毎日を、そして人生を送ることが出来ます。
同様に、国にも10年サイクルのテーマ=流れがあります。
それを知って、ビジネスチャンスをつかむことができます。
また、その目線でニュース動向をみると、
他とは違った見方ができます。
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まず、国家の流れは、憲法施行の年から始まります。
国家を中心として時代の流れを見るときには、
現在の国の基本となるきまりを定めた“憲法の施行日”を起点として、
時代の特徴をみていきます。
現代の日本は、日本国憲法が施行された、1947年を起点とします。
明治、大正時代は、大日本帝国憲法が施工された明治23年を起点とし、
敗戦により現在の新憲法が施行されるまでの間は、
大日本帝国憲法のもとでの時代の流れをみることになります。
他の諸外国も同様です。
アメリカにおいては、アメリカ合衆国憲法が発効された1788年、
中国においては、中国1954憲法が施行された1954年、
ソ連においては、スターリン憲法が発効された1936年が
国の起点となります。
憲法が施行された年は、国が変革したことを表しますから、
動乱をあらわすテーマから、スタートします。
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五行であらわす時代の流れ
五行とは、自然の5元素「木・火・土・金・水」であり、
それぞれがもつ意味あいから
時代の流れとテーマを読み取ることができます。
木の時代 東 経済成長期(企業の成長)
火の時代 南 庶民台頭期(大衆文化・金融・マスコミの成長)
土の時代 中央 中央権力期(バブル経済)・・・・・裏鬼門
金の時代 西 動乱期 (戦争・天災・事故などがおきやすい)
水の時代 北 習得期 (IT・知的産業の成長)
それぞれの時代の特徴を、ざっくり箇条書きにしてみました。
憲法が施行された年は、国が変革したことを表しますから、
動乱をあらわす「金の時代」からスタートします。
日本国憲法が施行されたのは、1947年ですから、
1947年(昭和22年)から「金の時代」がスタートします。
1947~ 金の時代 動乱期
(戦争・天災・事故などがおきやすい)
1957~ 水の時代 習得期
(知的産業の成長)
1967~ 木の時代 経済成長期
(企業の成長)
1977~ 火の時代 庶民台頭期
(大衆文化・金融・マスコミの成長)
1987~ 土の時代 中央権力期
(バブル経済)
1997~ 金の時代 動乱期
(戦争・天災・事故などがおきやすい)
2007~ 水の時代 習得期
(知的産業・ITの成長)
ふりかえってみると、10年ごとに
このテーマに合わせたように流行は移り変わっているのです。
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今は、2007年から習得期を迎えています。
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2006年末からの教育基本法の改正、
ITの急速な普及、
ゆとり教育の見直し、
情報番組やクイズ番組の高視聴率、
国民の知的欲求を満たすものがヒット、
脳トレ・ニンテンドーDSの大ヒット、
情報やノウハウに価値がでる、
スキルアップに関する書籍のヒット、
漢字検定、資格取得ブーム・・・。
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たった2年しか経っていないのに
世の中のテーマとともに、
こんなに知的なものを中心に流行が形成されています。
これから、まだまだ習得というキーワードの関連ビジネスが伸びてくるでしょうね。
また、情報や知的財産についても、今以上に価値がでてくることでしょう。
2007年から2016年までは、「水の時代=習得期」。
会社ならば技術、人ならばスキルを磨く時代です。
そして2017年からは「木の時代=成長の時代」にシフトします。
2012・2013年からは、木の時代の特徴が現れ始めるそうです。
どんな形で時代が流れていくのか、とても興味深いところですね。
今後に注目していきましょう。