こんにちは。
ジェイバンの稲場です。
昨日の話。
車で移動すると、
勇介はいろんな話をしてくれます。
(勇介とは、帰省中の息子のことです。)
昨日は私の実家の父に
勇介の顔を見せに行ってきました。
孫の顔をみるのが
おじいちゃんの楽しみですから…。
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勇介は、大学3年、21歳。
ちょうど
ゆとり世代
ぴったり的中の世代です。
勇介は大学1年のときから、
居酒屋でバイトをしています。
1回目のバイトは人間関係で辞めて、
2回目のバイトは2年間、続いています。
これは話していて、成長しているなぁ・・・と思った会話。
勇介:オレ、今のバイト、面接は一発合格したんんだけど
そのあと、ずっと
ゆとりくん
(イントネーションは”と”にアクセント)
って呼ばれてて、最近卒業したんだ。
私 :ゆとりくんって呼ばれてたの?
勇介:ゆとり世代が、オレ一人だから(笑)
忙しいときは”勇介”だけど、
普通に話をするときは、ゆとりくんって呼ばれてた。
自虐ネタで、
「はい、オレゆとり世代ですから」って言ってたけど。
でも、今までのクセで呼んでしまうらしい(笑)
私 :ゆとり世代はやっぱり違うの?
勇介:そう見えるんじゃない?
でも最近、すごく嫌いだった部長が好きになって、
何でも話せるようになったんだ。
前に部長から、
「おまえの仕事は仕事じゃなくて、作業だ!」と言われて、
すごく嫌だったんだけど、
なんとなく言われていることがわかって、頑張ってたら
部長に「もう”ゆとりくん”って呼べないなぁ」っていわれた。
オレ今、ホスピタリティに興味をもってて、
灰皿は何のためにこまめに変えるのか、
最後におしぼりを出すのはなぜなのか、とか。
思いやりの気持ちで接したら
気持ちよく、お店にいてくれるし、
その分、注文もしてくれて、売上が上がるし・・・。
私 :すごいねぇ!
そんなことまで、気付いたの?
勇介:でも、ひとりで気付いてやってるだけじゃダメだっていわれた。
店長が言っても、そんなことは当たり前だから、
バイトのお前が率先して声を出したら、店は変わるぞ。
私 :確かに・・・。
それを店長が言ってもねぇ。
バイトの勇介が言ったら、影響はすごくあるけど、
言ってみたの?
勇介:あとの話は、先週の金曜日に言われて、
富山に帰ってきたから、これからだよ。
私 :私が店長だったら、嬉しいなぁ。
勇介:2年前は大嫌いだった上司で、
辞めたくなった時もあったけど、、
今はこんなに何でも話せるようになるなんて、
辞めなくてよかったなー。
1件目を人間関係で辞めたのが恥ずかしいけど・・・。
私 :ふーん、スゴイ気づきだねぇ。
バイトしてよかったね。
頑張ってね(^-^)/
バイトを通して、いろいろ学んでいるようです。
バイト先の方々に感謝です。
また家賃と光熱費以外の生活費は、
自分で払ってくれているので、
親としては助かります。
勇介に感謝です。
人間関係のこと、
売上について意識すること、
お客様に喜んでいただくこととは何かと考えること、
今のこの経験は、勇介にとって
将来の大きな力になると思います。
ゆとり世代と言われますが、
しっかり考えている子が
いっぱいいるのではないでしょうか。
運転しながらの親子の会話ですが、
親としてなにより嬉しい
息子の成長を肌で感じることができました。
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今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝します。