いよいよフィギュア女子が始まります。
今日から出張。
ブログ更新ができないので、
とりあえず、運気の流れをあらわす相対周期を
掲載しますね。
真央ちゃん、
2010年、グッと上昇してますね!
浅田真央選手とキムヨナ選手は、
とても共通点が多いことが知られています。
身長、年齢、誕生月・・・。
実はそれだけでなく、宿命の性格や能力までも、
共通点がいっぱいあります。
とても似ています。
ただ、この2人の違いは、モチベーションのかけ方。
上から3段目の「思考の2分類」をご覧ください。
真央ちゃんは、希望型。プラスイメージの言葉がけが効果的。
「4年に1度のオリンピック、精一杯楽しんで演技してきてね!」
キムヨナさんは、慎重型。リスクヘッジを取り入れた言葉がけが有効。
「4年に1度のオリンピック、
悔いのないよう精一杯自分らしく滑ってきてね!」
これは、同じ目標について、言葉のかけ方によって
人によって聞こえ方・響き方に差があることをあらわします。
コーチなどの指導者こそ、選手を伸ばすために、
是非知っておきたいメソッドです。
ちなみに2人ともロジカル。
ライバルがいることで一層伸びるタイプです。
目標達成に向かって、
確実にひとつひとつの課題をクリアしていきます。
お互い相手がいなければ、ここまで伸びなかったことでしょう。
次に、宿命の能力です。
フィギュアスケート選手には、芸能人や芸術家と同じく
表現力をはじめとする伝達能力が、
「宿命能力」として備わっている人が多いのが特徴です。
伝達能力は「火」の能力であり、気球やバイクで表しています。
そして、もうひとつ。習得能力。
フィギュアスケートは感性だけで滑るものではなく、
地道な学び、日々の修練により、技術と表現力が向上していくものです。
習得能力は「水」の能力であり、ヨットやカヌーで表しています。
宿命の能力は、知って生きることが賢明です。
人間の能力は無限ですが、誰にでも得意不得意があります。
なんとなく感じている得意分野が、この宿命能力ですが、
意外に気づいてない場合も多いものです。
10種類の能力の組み合わせにより、得意分野と活かし方がわかります。
浅田真央選手とキムヨナ選手の宿命能力には、
非常に大きな共通点と、小さな相違点があります。
性格のベースとなる気質は、2人とも「水」の雨露。
母性愛と学びがキーワード。
キムヨナ選手の「カヌー」に対して、真央選手の「ヨット」。
どちらも「水」の習得能力ですが、
ヨットはレースヨットのイメージ。
荒波を果敢に乗り越えるチャレンジ精神が特徴です。
まさに今の真央選手にピッタリのキーワードでしょう。
第一能力は、2人とも「火」の伝達能力。
まさしく芸術の星。
真央選手は「おおらかさ」で、
キムヨナ選手は「デリケート・繊細」がキーワード。
真央選手、今回の曲は「鐘」。
まさしく新境地を拓く選曲です。
感性を活かして、恐れずチャレンジしてください。
両者の勝敗の分け目は、
心で感じたものをどれだけ体で表現できるかにかかっています。
2人が持っている
理論(水)と感性(火)の能力は同時に発揮できません。
活かし方は、宿命ではなく運命です。
よく似た宿命も、
活かし方・使い方次第で結果は大きく変わります。
真央ちゃん、自分の感性を信じて金メダルをとってくださいね!
応援しています!
カーリングが劇的な勝利で勝ち進み、注目を集めています。
メダルの行方は別として、とてもバランスのいいチームといえます。
今日は、カーリング日本代表のチーム青森を検証してみましょう。
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まずは、カーリングのルールをちょっと解説。
私も全くの素人なので、カンタンにしかお話できませんが・・・。
投球時にはスキップがアイスコンディションを読み、
作戦を考え指示を出し、
投球者以外の2人がスウィーパーとなり、
投げられたストーンに対してスウィープを行います。
この時にスキップはスウィーパーに的確な指示を出し、
より精度の高いショットを狙います。
スウィープによって得られる効果は、
ストーンをより遠くへ進ませることと、
カールを抑えること。
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今、バンクーバーオリンピックで戦っている
「チーム青森」をご紹介します。
スキップ目黒 萌絵、
サード近江谷 杏菜、セカンド本橋 麻里、
リード石崎 琴美、
そして山浦 麻葉という5人で構成され、
青森県カーリング協会に所属しています。
まずは、この5人の性格を行動科学の見地で分析してみましょう。
以下はバンクーバー現地入りしたときのコメントです。
【ロジカルの目黒選手と山浦選手】
目標・計画をしっかり立て、
自分のペースとタイミングを大切にします。
急かされると、実力が発揮できません。
しっかりと具体的・明確な話し方をするのが特徴です。
目黒萌絵
「練習では今まで積み重ねてきたものを確かめている。
メンタル面が重要になる。
強豪が相手でも怖がりすぎずいつも通りシンプルなプレーをしたい」
山浦麻葉
「調子は上がっている。
自分たちはメダルを狙えるところにいるという強い自信を持っている。
スポンサーや所属先の方にプレーで恩返しをしたい」
【ビジョンの近江谷選手と本橋選手】
自分の感覚を信じます。前だけを見ています。
目立つのは好きです。
会話に主語がなく、漠然とした話し方が特徴です。
夢と可能性をたいせつにし、細かいことにはこだわりません。
本橋麻里
「国際大会で経験を積んで強豪に対する恐怖心もなくなってきた。
丁寧なショットを心掛けて安定した試合をしたい」
近江谷杏菜
「カナダ合宿では細かいことを調整している。
自分の力を出し切るように集中力を重視している。
どの試合も大事」
【ピースの石崎選手】
人の輪、チームワークを大切にします。
人の応援に力を発揮します。役に立ちたい!
目立ちたくないけど、存在感を大切にします。
彼女がいることで、チームがうまくまとまります。
石崎琴美
「カナダに入る前から少し緊張していたが、
この緊張感が試合でプラスになればいい。
自分の役割をしっかり果たしたい」
次にプレーについて検証してみましょう。
・アイスコンディションを読み、
作戦を考え、的確な指示を要求されるスキップ役の目黒萌絵選手。
彼女はロジカルなので、目標・計画は得意中の得意。
適任です。
山浦選手は目黒選手と同じロジカルなので、
意志の疎通はしやすいでしょう。
・目黒選手の指示により、投球を行うのが、
ビジョンの近江谷選手と本橋選手。
ロジカルの目黒選手の指示が、2人にスムーズに通ります。
・石崎選手は、チームのクッション役。
ピースの石崎選手には、ビジョンの話が通ります。
ビジョンの近江谷選手と本橋選手から、スムーズに指示が通ります。
最後に、アイスコンディションを読み、分析し、指示を出す
チームのキャプテンである目黒選手の能力について
分析してみましょう。
さすが、オリンピッククラスのチームリーダーですね。
分析力と統率力を兼ね備えています。
能力は、統率力(土)から分析力(金)に向かっています。
チーム全体をよくみることで、分析力がより発揮できます。
今日の英国戦。
第9エンドに一気に5点を奪うスーパーショットを決めた目黒は
「最後は狙った以上のことができた。
良いイメージが残るので気持ちいい。
英国はリーグ突破を争う相手になると思うので、
絶対に勝たなければいけないチームだった」と振り返った。
さすが、ロジカルの勝敗&結果を意識した的確なコメントですね。
応援しています!