稲場真由美のジェイバンブログ

2010年3月1日 - 稲場真由美のジェイバンブログJust another WordPress site


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明日3月2日は、高校の卒業式。
あっという間に高校3年間が終わり、
無事、わが息子は卒業式を迎えます。

小学校3年生から野球をはじめ、
中学、高校と通算10年間の野球少年生活。

父親が甲子園に出場した経験があり、
それに憧れて野球を始め、
小学校、中学校はキャプテンをつとめ、
高校は甲子園にいくことを目標に、地元の強豪校に入学。

1年生のときに、先輩の活躍で甲子園に連れて行ってもらい、
スタンドで精一杯の応援。

けれど、2年の夏、これから・・・というときに脚のケガ。
少し治ったと思ったら、手首の骨折。
そして、急性胃腸炎で入院。

今まで、大きなケガや病気をしたことがないのに、一体どうして・・・
こんなときは親としてどうすることもできないものです。

子供でも運気の影響ってあるんだなぁ・・・と思ったのもこの時です。

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彼は全くこういう運気などを信じないので、
あまり気にしていませんでしたが、
天中殺は、乗り越えるための学びの時期なので、
私は彼がなんとか乗り越えてくれることを願っていました。

みんなが冬の間にどんどん上達していくのに
何もできないことが苦しかった・・・という本音を後から聞きました。

ベンチで大きな声を出して、仲間を励ましていました。
苦しかったんだろうけど、
母親の私にはたった一度だけ「辞めたい」といっただけで、
あとは、最後まで頑張る!と決めたようです。

そんな中、高校3年の春の県大会準決勝で、
代打での出場のチャンスをいただき、
決勝点をあげたときは、
もうホントに涙が止まりませんでした。

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夏の大会を終え、引退後、大学を目指して受験勉強。
家ではゲームをしてしまうので、
毎日地域のコミュニティーセンターに通い、勉強してました。

秋にどこか大学を見てこよう!ということで、
2人で、とある大学の学園祭にいってきたことがキッカケで、
その大学が第一志望になったのです。

浪人覚悟で1本勝負。
私は大学に行ってないので、このあたりの知識がなく、
まかせっきりでした。
合格ラインは秋の時点でかなり程遠い。
けれど「できる!」と信じている彼に驚く私。

1月の時点で、まだ遠い。
ホントに大丈夫?これは言えない。禁句です。

いよいよ2月。
大学受験がはじまりましたが、
1回目は不本意で、現実の厳しさに直面しました。

2回目。
「どうだった?」聞いてはいけないけど、聞いて見る。
やっぱり「わからん」という返事。

合格発表の日。
仕事に行く前に「結果わかったら電話してね」と言って出社。

お昼。電話がかからない・・・。
仕事をしていても、すごく気になっていた。

「あっ、電話! もしもし?」

「やった。」

「えっ?」

「やった!受かった!」
「俺、めっちゃ嬉しい!!!」
「俺、めっちゃ嬉しい!!!」

「おめでとう!よかったね」

「俺、めっちゃ嬉しい、やった・・・やった!」

こんなに喜ぶわが子の声を聞けたのは、どれだけぶりだろう・・・
本当に嬉しかった。

そして、何よりホッとした。

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乗り越えられてよかったね!
望む未来を引き寄せたのですね。

母として、嬉しいです。

明日は卒業式。

これを書いてるだけで涙がでてくるくらいだから、
きっと明日は泣いてしまうのでしょうね。

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