稲場真由美のジェイバンブログ

7月, 2015 - 稲場真由美のジェイバンブログJust another WordPress site


テーマ:ブログ

こんにちは。
ジェイバンの稲場真由美です。

 

最近、認知症についての話題が多くなってきていますね。

高齢化に伴い、避けて通れない社会問題です・・・。

 

 


 

ところで「親に合った言葉がけ」って考えたこと、ありますか?

私は今まで、子どもにあった言葉がけ、

夫や夫の両親に合った伝え方は、意識してきたつもりでした。

 

ただ、実の親については、甘えがあるせいか、

「父に合った言葉がけ」は、意識したことがありませんでした。

まさしく盲点でした。

 

私の実家の父親は、現在86歳で、10年前に母がなくなってから一人暮らしをしていました。

人工透析に通う必要があるのですが、通院は危ないので、

昨年の12月から冬の間だけ入院をすることにしました。

急に何もしなくて良くなったことと、年をとると、環境の変化がとても負担になるらしく、

入院をしたとたん頭の中がパニックになったんでしょうか・・・。

家か病院かの区別がつかないようなことを言い始めました。

そして入院して一ヶ月経ったときには、別人のようになってしまいました。
それは、認知症の症状に近かったと思います。

 

正直、父親がこんなことになるとは思ってもいなかったので、そのときは本当に動揺しました。

 

 

 父に合ったかかわり方とは・・・

 

父5わたしにできること・・・。

私が気をつけたことは、「父に合った言葉がけ・かかわり方」でした。

ジェイバンの統計学で父のタイプがわかっていましたから、父に合ったほめ方、かかわり方を心がけました。

まずペースが大事なタイプなので、夜仕事が終わってから、ほぼ同じ時間に面会に行くようにしました。

それから、自尊心が強く、間違いが人より嫌いなタイプなので、怒らない、叱らないようにしました。

たとえ間違ったことを言っても、やんわりと修正するようにしました。

 

実はこれが難しくて、何度も同じことを言われると、本当はいらいらします。「だからもう・・・」などと強い口調になりやすいのです。

 

家にいるのか病院にいるのか区別がつかないようなことを言ったときは、指摘をせず、

「ここは病院なんだけど、こんど家に行ってくる?」といって、

外出許可ももらい、家に連れて行き、実際に見せて、父が納得できるように促しました。

 

 

医療機関で、認知症のテストを受け、答えを間違っていたときも、

「あれはちょっと難しかったね」と、間違いを指摘せず、正解したところをほめました。

子どもの接し方と似ていると思います。

 

病院の方々も献身的に関わってくださったおかげもあって、現在父は、ほぼ入院前の状態に戻ることができました。

曜日を正しく認識して、今日食べたものもわかる、明日のスケジュールも把握している、

そこまで回復してくれたのです。

 

認知症の目前の人に最も効果的なことは、運動・知的活動・コミュニケーションの3つといわれます。
けれども、自分自身が研究してきたコミュニケーションが、父の健康に役立てることができて

とてもうれしく思っています。

 

平成24年度の時点で、65歳以上の高齢者で軽度の認知症の人も入れると4人に1人が認知症というデータがあります。

残念ながら、今のところ認知症の予防策の決定打がないのが現状です。

けれども、家族のかかわり方次第で予防したり、改善することも可能ということを、

今は私自身の経験を通して感じています。

 

今後、ジェイバンの心理統計学を、認知症の予防に少しでも役立てていきたいと思っています。

今回、私の経験を少しでも役立てていただけたら、と思い、少人数のセミナーを企画いたしました。

 

セミナーのご案内

親に合った言葉がけ。あなたにできる認知症予防

私の体験談を中心に「家族ができる予防法」「兆候が見えたときの対処法」などについて、

具体的にお話します。

 

うちの親はまだ元気!と思っているうちにも、ぜひ聞いていただきたいと思います。

特に親とイマイチ上手くいっていない人は、

親が年をとる前に関係を修復することが「認知症予防」の側面からも重要だと考えます。

親とのかかわり方を、見直すきっかけにしていただけたら嬉しく思います。

後悔しないように、今のうちに・・・です。 

 

日程は、7月27日(月)8月5日(水)の2日間を予定しています。

受講料は3,000円で、コーヒーとお菓子つきです。

 

特別セミナー【親に合った言葉かけで、あなたにできる認知症予防】

 

 

お申し込みはこちらから

富山

東京


テーマ:ブログ

伝え方コミュニケーション検定

 
おはようございます。

ジェイバンの稲場真由美です。

 

昨日から上京して、

いろいろな方とお会いしています。

 

東京は梅雨らしく、昨日も今日も雨です。

富山は、梅雨だというのに毎日晴れているので、いつもとは天候が逆だな~と

思ったりしています。

 


 

さて先月、帝国データバンク「TEIKOKU NEWS・北陸版」の方から

「伝え方コミュニケーション検定講座」について取材をいただきました。

 その取材記事が、今月17日(金)発行分に掲載されるとのこと。

 

とても嬉しく、皆さんにお知らせしたくて、ご報告させていただきますね。

 

履歴書に書けるコミュニケーションの資格として、

また働きやすい職場環境づくりのために、

おひとりでも多くの経営者の方に知ってもらう大きなチャンスをいただき

感謝の気持ちでいっぱいです。

 


 

掲載は7月17日発刊の「TEIKOKU NEWS・北陸版」のコーナー「企業ステージ」。

企業や商品を取り上げて、紹介するページです。 

 

読者は、週一回届く「帝国ニュース」を年間購読している経営者の方々で、

景気動向・倒産情報は定番で、その他経営者に役立つ旬な情報が毎号掲載されている冊子です。

 

帝国ニュース 

 

取り上げていただいた主な理由として

・時代のニーズにあった商品・サービス

・従来にない新しい切り口

・これから伸びる可能性を秘めている 

と、おっしゃっていただきました。

 

時代のニーズに合っている・・・

それについては法律の改正に伴う社会的な背景があるようです。

簡単にお話させていただきますね。

 


 

職場での過重労働やパワハラやマタハラなど、

職場での精神的ストレスを抱えている社員が増えています。

 

その対策として、2015年12月施行の改正労働安全法が施工されます。

これは、従業員50人以上の事業所においてストレスチェックの実施が義務化され、メンタルヘルス不調のリスクの高い者を早期に発見し、 医師による面接指導につなげることで、労働者のメンタルヘルス不調を未然に防止する取組みです。

厚生労働省 ホームページより引用 

詳細はこちら 厚生労働省 ストレスチェック

 

職場におけるストレスには、

人間関係やコミュニケーションの行き違いも大きな原因としてあげられます。

 

心理統計学をつかった「伝え方」のノウハウは、

このコミュニケーションのズレ防止や、トラブル解決に大きな効果が期待できる、

ということです。

 


 

この10年でスマホをはじめとしたインターネットが個人に普及し、

メールをはじめ、facebook、LINEなど用件だけを伝えるコミュニケーションが日常化し、

さらにスタンプなどは言葉を使わずニュアンスで感情が伝えられ、

現代人は、コミュニケーション力がなくてもやっていけるような錯覚に陥りました。

 

けれども単なるおしゃべりではなく、用件を相手に伝え、動いてもらう必要がある場合、

しっかり「伝える」ことが必要です。

 

職場では、報告・連絡・相談、指示、引継ぎなど、連携や育成にかかわるものは、

こちらが伝えた後、相手に伝わっていることが重要です。

マニュアルや上司の価値観の押し付けでは、通用しなくなりました。

「相手に伝わる伝え方」が重要です。

 

また家庭では、勉強・宿題、お手伝い、ゲームの時間、約束事など、子どものしつけや

夫や親との関係も含めて、子どもや家族の将来にかかわることは、それぞれの言い分があり、

感情的になりやすく、そう簡単には伝わらないものです。

ここでも「相手に伝わる伝え方」が重要です。

 
だからこそ、改めてリアルなコミュニケーションが見直され、

一律のマニュアルではない

心理統計学を使った「相手に伝わる伝え方」が、

これからの時代に必要とされ、お役に立てると、さらに確信を持つことができました。

 

掲載されましたら、改めてご報告いたしますね。

 


 

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

  • 検定講座・セミナーのお知らせ
  • ◆伝え方コミュニケーション中級検定
  • ・履歴書に書ける検定資格がとれる。3時間 12,960円 
  • ・8月末まで先行開催キャンペーン25%OFF 9,720円
  • ・追加開催・決定!心理統計学をもとに「相手に伝わる伝え方」が学べます。
  • 詳細・スケジュールはこちらから
  • ◆ジェイバンまるわかりセミナー
  • ~実用万象学を学んでできること・可能性がわかるセミナー~
  • ・実用万象学とは何か~何が学べるか~人生にどのように活かせるか
  • ・実例・ワークショップ
  • ・プロカウンセラーになる、お仕事にするための具体的なステップ
  • ・なんでも質問コーナー
  • スケジュールはこちら

 

 

 

幸せも成功も本当の自分を知ることから@稲場真由美のジェイバンブログ

Copyright © JBAN All Rights Reserved.

PAGETOP