浅田真央選手の現在のコーチ兼振付師のタチアナ・タラソワさん。
彼女は、数々のメダリストを育て
「チャンピオンメーカー」と呼ばれています。
荒川静香をはじめ、
男女シングルでイリヤ・クーリック、アレクセイ・ヤグディン、
ペアでイリーナ・ロドニナ&アレクサンドル・ザイツェフ、
アイスダンスではパーシャ・グリシュク&エフゲニー・プラトフ、
ナタリア・ベステミアノワ&アンドレイ・ブキン、
マリナ・クリモワ&セルゲイ・ポノマレンコ、
バーバラ・フーザルポリ&マウリツィオ・マルガリオを教えました。
なぜ、彼女にこんなに多くのメダリストを
輩出することができたのでしょうか?
タラソワコーチの宿命能力に注目してみましょう。
宿命能力は、縦軸と横軸から成り立ちます。
縦軸で分析すると、彼女は本来、交渉力・折衝力を持ち、
ビジネス界でもかなり成功できる女性とみられます。
これは、モノレールが表現している能力は、
「投資営業力・係数力・蓄財運用力」。
天性の数字に対する感覚の持ち主です。
ですからビジネス界で成功を目指せば、
お金に関する感覚が研ぎ澄まされていき、
タイミングや巡りあい次第で、
1個たった数百円の利益の積み重ねを
数億、数百億円の売上にもする可能性を秘めているのです。
実際に、私がお会いしたことのあるビジネスパーソンでも、
そのような傾向が顕著にみられます。
この詳細については、またの機会にお話します。
(ちなみにモノレールだけでは、判断できません。)
しかし、彼女は横軸の能力を活かしました。
バイクで表している「身体表現力、技術力」と「係数力」を
最大限にバランスよく組み合わせたことで大きな成功を治めました。
身体表現力は「火」の能力であり、係数力は「土」の能力。
火から土は、五行では相生の関係で、
無関係の能力のようですが、
これらの能力を、連動して活かすことは難しくありません。
フィギュアスケートでメダルをとるためには、
芸術や技術だけでは、困難なことはみなさんもご存知のとおり。
プログラムの組み方がとても大切です。
フィギュアスケートの採点は、
技術点、構成点、ディダクションを算出し、
それらを合計した総合得点によって勝敗が決します。
各要素の得点は基礎点とGOEによって算出されます。
特に構成点は、振り付けと密接な関係があります。
演技審判が以下の項目をそれぞれ10点満点、
0.25点刻みで評価し、その評価数値に項目ごとの加重を掛けて
算出された得点の合計点。
シングルスケーティング、ペアスケーティングでは、
スケート技術、要素のつなぎ、実行力/遂行力、振り付け、曲の解釈が
みられます。
詳しい解説はこちら
振付はとても大切です。
ジャンプやスパイラルなどの高得点が得られる要素の要素の「つなぎ」で、
美しさと、どのように点数がアップするかが決まります。
言い換えれば、オリンピックに通用する振付ができる能力には、
意外にも係数力という、
一見全く関係の無い能力も大きく役立つことがわかります。
高い芸術性を保ちながら、
高い点数(数字)がとれることを意識したプログラムをつくるのは
並大抵のことではありません。
しかしタチアナ・タラソワコーチは、それが出来る人なのでしょう。
努力だけでは得られない天性の能力を、
知ってか知らずか、最大限に活用している成功者のひとりです。
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ちなみに、元オリックスの名監督、仰木監督も
モノレールの持ち主です。
彼は宿命能力を縦軸で活かした成功者です。
モノレールの係数力と、グライダーの分析力に注目です。
データ(数字)をもとに分析する能力は、天性の能力です。
モノレールは土の能力で、グライダーは金の能力。
土と金は、相生の生かす関係。
連動して使うことは、それほど難しいことではありません。
ですから、意識して使わなくても、
自分の宿命能力について知らなくても、
自然に発揮することも出来たのでしょう。
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明日は、真央ちゃんのフリーです。
習得した技術を(水)
⇒練習を積み重ね(木)
⇒心から楽しんで表現すれば(火)
⇒結果はついてくるでしょう(土)
⇒恐れず、チャレンジすることで(金)
⇒新しい気づきが生まれ(水)
⇒成長できます(木)
うまくまわる大自然のサイクルを活かして、
金メダルがとれることを祈っていますね。