こんにちは。
人間関係研究家の稲場真由美です。
NHKの朝の連続ドラマ「なつぞら」、毎日楽しみに観ています。
今日は「なつぞら」を観てる人はよくわかる!
ドラマのセリフから、性格統計学の4タイプの相関図にあてはめて
職場の人間関係を観ていきたいと思います。
広瀬すずさん演じる主役の「なつ」はビジョンタイプ。
私、稲場もビジョンタイプで、ついついなっちゃんに感情移入してしまいます。
誰が誰だかわかりますか?
基本の4タイプのキャラクターに、髪型や洋服を変えただけなのですが、
なんとなくその俳優さんにみえてきませんか?
こちらは東洋映画&マコプロの職場の人間関係の相関図。
こうしてみると、なんとなく違いがわかってきませんか?
なっちゃんと神地くんはビジョンタイプ。
なんでも「やってみないと分からない、だからやってみよう!」というタイプ。
スゴイ!スゴイ!を連発してます。
話し始めに「あのー、えっと」と言ってます。
この二人、主語がなく、話がよく飛びます。
ゼロから新しいものを創造することが得意で、なつも神地くんもそうですね。
下山さんは、「まあまあ」と、みんなのあいだを柔軟に取り持つ役で、
ピースフレキシブルタイプ。
誰にでも合わせられます。
坂場一久くんはと仲さんはピースプランニング。
よく「それはなぜ?」「どうして?」「そもそも」と言ってます。
元の元から知りたいのですね。
相手の気持ちを優先し、相手が喜ぶことをしようとするシーンが多いですね。
マコさんと茜ちゃんはロジカルタイプ
ゴールを決めて、計画を立てて、結果を出していきたいタイプ。
競争して勝利したい。負けたくない。
ロジカルさんは、言いたいことを頭でまとめてから話し始めます。
だから「あのー、えっと」は言いません。
マコさんは、すこぶる回転の速いロジカルで
茜ちゃんは、ちょっとおっとりとした堅実なロジカルかな。
一久さんもマコさんも
なつの話が飛んだ時、「えっ?」という顔をします。
私もよく話が飛ぶようで、ロジカルやピースプランニングの人から
「えっ?」という顔をされるので、その表情よくわかります。
マコさんと一久さんは、最初のころはよくぶつかっていましたねー。
マコさんはロジカルタイプ。
ゴールを決めてから動きたいタイプ。
一久さんはピースプランニングタイプ。
コンセプト重視で、テーマが決まれば進んでいけるタイプ。
パワーバランスでは、
ビジョンのなつは、ピースの一久さんに強い。
つまりピースの一久さんは、ビジョンのなつに弱い。
ビジョンなつは、ロジカルのマコさんに弱い。
なつは、ロジカルのマコさんに褒められたら、すごく嬉しい。
マコさんの話は、なぜか一久さんに通りにくい。
ロジカルのマコさんは、もし一久さんに動いてほしいならば、
理由や経緯をしっかり伝えたら、ちゃんと言うことを聞いてくれるでしょう。
例えば、会社あるある話で、会議の時、意見が分かれるパターンがこちら
坂場:「テーマさえ明確にあれば、それをどう面白くするか、そのアイデアを」
マコ:「ちょっと待って!やっぱり脚本作らないつもり?」
坂場:「脚本を作らないといってません。脚本家を立てないといっているんです。」(みんなで)
マコ:「そこが考え方の違いなのよ!」
マコ:「私は話を重視して規格を決めたいのに、この人はテーマがあれば話はいらないって」
坂場:「いらないとは言ってません。最初から決める必要はない、と言ってるんです。」
下山:「まあまあまあ、ヘンゼルとグレーテルがいいか、それだけでも決めない?」(仲裁)
坂場:「ぼくはいいと思います。」
マコ:「私もこれをやること自体はいいと思います。」(ハッキリ線引きする)
ピースフレキシブルは、テーマやコンセプト、チームワーク重視
ピースプランニングは、テーマやコンセプト、整合性重視
ロジカルは、話の構成やゴール、結果重視
ビジョンは、やりながら考えよう、柔軟性重視
どこの会社でも、この性格の違いで会議が長びいたり、
険悪な雰囲気になったりするのです。
私がコンサルティングをしている会社でも効果がでています。
例えば会議で
最初に細かく段取りを決めてから進めたい人と、
ざっくり決めて、やりながら臨機応変に進めたい人がぶつかって、
どちらかが嫌な思いをすることが多かったそうですが
今はお互い考え方が違うことが共有できているので、ぶつかることが減り、
会議の時間が短くなったそうです。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。