こんにちは。
人間関係研究家の稲場真由美です。
NHKの朝ドラ「なつぞら」、毎日見ています。
感情移入して、泣けちゃうこと多いです。
この「なつぞら」、脚本がすごく丁寧に人物像が描かれていて、素晴らしい。
ついついセリフを性格の特徴と関連付けてしまうワタシ。
そういう視点で見ると、また違った面白さがあります。
性格統計学では、会話の特徴から人のタイプを見分けることができます。
ですからドラマの登場人物も、セリフや表情で4タイプに分けられます。
今日の記事は「なつぞら」を観てない人にはわかりにくいのですが、
性格統計学がわかって、「なつぞら」を観ている人、
是非この後の放送を参考にご覧くださいね。
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なつは、離れ離れになっていた妹の千遥にようやく会えましたが、
なぜかぎこちない千遥ちゃん。
千遥ちゃん、どうして喜ばないの?
と思いますよね。
昔、北海道でもう少しで姉に会える、というのに合わずに帰ってしまったときも、
どうして会わないの~?
と思いましたが、
きっと千遥ちゃんは、ピースプランニングなのでしょう。
本当はきっと嬉しいのです。
ピースタイプは相手軸。
「人に迷惑をかけたくない」という気持ちが先に立って、
本心は会いたいんだけど、我慢してしまうところがあります。
昔、北海道にわざわざ姉に会いに行ったのに、結局会わずに帰ってしまったのも
育てのお母さんを裏切りたくなかったのでしょう。
今回も、きっと今の家庭内で理由があるのでしょうか。
プランニングは、決めたことは守ろうとします。
情に流されそうになっても、自分で決めたことは簡単には変更しません。
今回は会わない、と決めたら、会いたくても我慢しようとするのでしょうね。
なつぞら、ピースさんが多いです。
山口智子さん演じる”あやみさん””は、みんなに迷惑かけたくなくて、ひとり旅に出ました。
あやみさんは、ビジョンのような、ピースのような、中間のキャラです。
天陽くんは、なつのことが好きだけど、彼女の夢を叶えてあげたくて、身を引きました。
天陽くんは、本質をみようとする人でした。
一久さんから「なぜ絵を書くのか?」
「絵をかくのと、畑を耕すことの違いはなにか」と哲学的なことを聞かれたとき、
天陽くんは「畑を耕すのは食べることで、絵は排泄すること」と答えていましたが、
こんな質問に答えられるところが「ピースだなぁー」と感心。
ビジョンの私には、質問の意味すら分かりませんでした。
ビジョンのなつも「答えなくていいからね」と言ってました(笑)。
なつの家族、
夫の一久さんは、なつを尊重する言動が多く
娘の優ちゃんも、ありがとうの言葉が大好きで、怖いマンガが嫌いなところがピースらしい。
藤木直人さん演じる、なつの父親の剛男さんはピースフレキシブル。
優しいです。
松嶋菜々子さん演じる、なつの母親の富士子さんはビジョン。
この関係は、やはりカカア天下になりますね。
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なつぞら、あと半月となりましたが、最後まで目が話せません。
次回は、柴田家の相関図をご紹介しますね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。