こんにちは。
心理統計学でよい人間関係を。
ジェイバンの稲場真由美です。
今日は我が家のエピソードを交えて、ポジション性格診断の活用法をお話します。
少々長くなりますが、具体的な対処法まで書いてみました。
お役に立てると嬉しいです。
人それぞれ、物の見方も感じ方・受け止め方も違っていて当たり前・・・
そう思っていても、家族や職場の人間関係のように、
性格や考え方の違う人と、毎日、生活や仕事を共にしていくと、
その違いはストレスとなって、積み重なってくるものです。
理由のわからないストレスは、放っておくとますます大きくなるものです。
ストレスの原因となる『相手との違いとその対処法』がわかると、
うまくいくかかわり方がみつかります。
私は本当にラクになりました(笑)
我が家のエピソード
我が家の話。
まずは私の家族の性格構成から。
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夫と義母が「はさみ」
私と息子が「紙」
義父が「粘土」
みんなそれぞれ違います。
紙と粘土は、言わなくてもわかってほしい・察してほしい人。
はさみと石は、ハッキリ言ってほしい言ってくれないとわからない人。
この違いは、話し方、言葉の受け止め方、行動パターンなど、あらゆる範囲に及びます。
とくに日常生活では、細かいところまで違います。
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今から15年前
私が出張の際、朝7時の特急に乗る予定で、
夫の出勤前、ちょっと早めに出ることにはなるけど、送ってもらえたらいいな・・・
と思い、段取りを話したときのこと。
◎私は、察してほしいタイプ。
◎夫は、ハッキリ言ってほしいタイプ。
・
私:「明日、朝7時の特急で行こうと思ってるんだけど・・・」
夫:「そうなの?わかったよ。気をつけてね。」
私:「うん・・・」
(じゃあ、自分で行くわ)
・
ここで私は夫に対して、
「この人、なんて気がつかない人だろう・・・」
「私だったら「じゃあ、送ろうか?」っていうのに・・・」と思っていました。
「じゃあ、送ろうか?」という期待した答えがもらえなくて不満だったんですね。
そんなとき、性格に法則があることを知り、
夫と私の性格・考え方が全く違うことを知りました。
過去のトラブルを思い返してみたら、思い当たることがたくさんありました。
私の中にある常識を、彼に押し付けていたことに気づきました。
・
次回出張の際、スグに試してみました。
私:「明日、朝7時の特急に乗りたいんだけど、6時50分まで駅に送ってくれる?」
夫:「そうなの?わかったよ。」
私:「ありがとう。お願いね。」
なるほど・・・、私は気づきました。
私は、察してほしい派、だから回りくどい言い方になりやすい。
夫は、はっきり言ってほしい派、だから用件と結論をわかりやすく言ってほしい。
私がきちんと要望を伝えなければ、伝わらない。
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だから、夫に伝えたいことがあるときは、
ハッキリやってほしいこと=用件&結論を伝えればいい!
以前の私の言い方では、夫からは、
「送ってほしいなら最初から「送ってほしい」と言えばいいのに」
という感じだったのでしょうね。
考え方や性格が違うと、伝え方のニュアンスが全く違い、
受け止め方も全く違うことに、そのとき初めて気づいたのです。
・
我が家は、夫と義母は、ハッキリ言ってほしい派。
息子と義父と私は、察してほしい派。
今は相手に合わせ、言葉や対応を使い分けて、伝えるようにしています。
仕事でも心がけています。
我が家は「伝わる言い方」で家庭円満になりました。
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こんなパターンもあります。
ちなみに我が家と逆パターンの話ですが、
◎夫が察してほしいタイプ
◎妻がハッキリ言ってほしいタイプ
この組み合わせの夫婦によくある話。
親子でもあります。
夫が食後に薬を飲もうとしているときの会話
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夫:「薬、飲もうかな・・・」
妻:「・・・」
夫:「薬飲むから、水!」
妻:「水がなんなのよ」
夫:「水、くれよ!」
妻:「もう、最初からそう言えばいいじゃないの!」
(単語だけ並べて、子どもじゃないんだから・・・)
・
察してほしい夫、最後まではっきり言わないと動きたくない妻。
どちらの言い分もよくわかります(汗)
ただこの場合、どちらかが折れる(合わせる)しかないのです。
毎日のことだからこそ、繰り返していても、いい結果は生まれないのです。
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◎夫が合わせる場合
夫:「薬飲むから、水、用意して」
妻:「はい、どうぞ」
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妻の本音としては「自分のことは自分ですればいいのに。」と思いながら、
用件を結論まで言ってくれれば、すんなり動くことができます。
これが一番上手くいく方法です。
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◎妻が折れる場合
夫:「薬、飲もうかな・・・」
妻:「はい、水ね。」(パターンを読んで、水を用意する)
夫:「あぁ、ありがとう」(夫、満足)
妻:(少々モヤモヤ)
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たったこれだけのことですが、
感情が先にたって、妻としてはなかなか気持ちよくできないようですが、
明らかに相手は気持ちよくいられるから、穏やかな雰囲気を維持できます。
このストレスは、どこかで解消しましょうね。
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ちなみに、はさみや石のタイプでも
男性は女性に比べて、自己重要感が高いので、察してほしい人が多いようです。
・
あなたのご家族や周りの人は、どのタイプでしょう?
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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。