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べっぴんさん相関図 BY 性格統計学 - 稲場真由美のジェイバンブログJust another WordPress site


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こんにちは。

ジェイ・バンの稲場真由美です。

 

性格統計学を学んで実践を重ねると、話し方や口癖、メールの文面、リアクションから

相手のタイプをおおよそ予測できるようになります。

 

ドラマや映画の登場人物、アニメのキャラクターも、この人は何タイプかな?

とわかるようになってきます。

 

 

ドラマや映画の登場人物、アニメのキャラクターは、人物設定はしっかりされています。

その設定がリアルであればあるほど、セリフと性格が合っています。

「脚本家って本当にすごい!」とつくづく感心します。

 

 

NHK「べっぴんさん」の登場人物

 

私は毎朝、NHKの朝ドラを見ています。

今NHKで放映中の「べっぴんさん」、面白いです。

「べっぴんさん」は、実在の人物をモデルに描かれたドラマで、

ヒロイン・坂東すみれのモデルは、アパレルメーカーファミリア創業者のひとりである坂野惇子。昭和時代の兵庫県神戸市や大阪などを舞台に、4人の女性が力を合わせ戦後の焼け跡の中で子ども服作りに邁進していくストーリーです。

 

このドラマのすごさは、登場人物の人物像の描き方がリアルで細やか。

よくぞここまで書ききってあるものだ、と関心してしまいます。

 

私は毎日、次の展開を楽しみにしながらも、ついついこんな風に観てしまいます。

 

 

「すみれさんはピースだから、靴を分解したのは、元の元を知りたかったんだろうな。」

「紀夫さんはロジカル度が高いから、こんな反応になるんだな」

「パワーバランスは紀夫さんはすみれちゃんには弱いから、こんな雰囲気になるんだな」

「明美さんはコテコテのロジカルで、君江さんはピースに近いロジカルかな」

なーんて思いながら観ているのです。

 

 

こういう見方も深くて面白いものです♪

そこで今回、登場人物の関係性を整理するために「べっぴんさん相関図」をつくってみました。

※実際の俳優さんのタイプではなく、セリフなどから配置しています。

 

まず登場人物をビジョン・ピース・ロジカルの3タイプに分けました。

主人公はピースの板東すみれ。

彼女をとりまく人々で

※職場の場合、4タイプで分析します。

 

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キアリス4人の関係性をみてみましょう。

 

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まず主人公のすみれは、ピースのプランニングタイプ。

芯の通ったピースで、相手軸で受け身に見えるが頑固さもある。

和を大切にする。

目立ちたくない。自分からリーダーになることはしない。

他にいなければ、自分が役割を引き受ける。

 

 

 

君江は優しくてしっかりタイプのロジカル。

やわらかな物言いをしますが、話す順序は結論から。

しっかりと「間違っているよ」と良子ちゃんをさとす場面もありました。

「間違っている」とか「ダメ」というワードはロジカルの言語です。

あいまいな言い方を嫌い、ハッキリ伝わる言い方を好みます。

 

 

良子はビジョン、感性が豊かで、感覚的に立体的に洋服の型紙をおこせます。

とても明るい部分と自信のない部分が入り混じっています。

ハッキリ言えない分、プンプン怒ったり、激しく落ち込むシーンがありました。

自由奔放で元気すぎる息子のしつけができず、周りに迷惑をかけながら悩んでいる時、

明美さんに「甘えている」と直接言われて打撃をうけ、出社しなくなりました。

言わなくてもわかってほしい、という気持ちがそうさせるのでしょう。

 

 

ちなみにビジョンは、天真爛漫でチャレンジ精神が強い人もいれば、

ちょっと自信がなくて、言いたいことを飲み込んでしまうタイプもいます。

この傾向・度合いは、親との関係性、育った環境、周りとの人間関係で変わります。

生まれ持った性格が同じタイプでも、後天的要素で反応の仕方は変わってきます。

 

明美さんは、コテコテのロジカル。

セリフも表情もリアクションも完璧ロジカルです。

優しいけど、表現が不器用。過去の失敗を引きづりやすい。

落ち込んでいても、弱音を吐けない。感情を表に出さない。泣かない。
もう誰も愛さない、と決めたから、武ちゃんの気持ちは受け入れない。

良子ちゃんにも間違っていることは「あんた、それダメやで!」とハッキリ言う。

 

明美さん、本当はとっても優しいのは観ていてわかりますね。

ロジカルさんって、不器用だけど愛情表現が苦手・・・。
と改めて思った私でした。

 

 

 


 

それぞれの家庭の相関図

 

 

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君江さんのご主人、昭一さんはピースとしましたが、ロジカルのような気もします。

戦争から復員してきたとき、君江さんの想いに応えようとする会話は「ピースかな?」と思っていたのですが、最近の話し方は相手軸ではなく、自分軸の論理的な雰囲気が強くなっています。

ロジカルタイプの人は「自分が納得さえできれば、相手の意向を尊重する」というスタンスですから、昭一・君江夫婦は、ロジカル夫婦かも。

 

 

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小澤家は全員がビジョンです。

「言わなくてもわかってほしい人」が3人揃った家族構成です。

ビジョンのパパは、子どもを叱ることが苦手。奥さんに丸投げになりやすく、

自分は言えないんだけど、奥さんに「ちゃんとしつけなさい」なんて言ったりします。

 

 

ビジョンママの良子ちゃんは夫に言い返すこともできず、ひとりで悩んでいました。

すみれや君江、紀夫さんや昭一さんの輪の中で、解決できたようですね。

 

隆一は冒険好きで、破天荒。

ビジョンの子は型にはめずに育てることが大事です。

ビジョンらしく育った子に、親が「世界冒険旅行」を認めたことは正解でした。

息子の隆一は、良子ママだったからこそ、こんなに伸び伸びと育ったのかも。

 

 

同じビジョンでも、3人3様。

関係性、立場が違えば、同じタイプでも関わり方に特徴があるのです。

 

 

職場の相関図

 

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経営者の相関図

 

 

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女優さんの生まれ持った性格を調べてみると、主人公の芳根京子さんは、実際でもピースでした。
高良健吾さんはピース、永山絢斗さんはロジカル、役柄と同じでした。
驚いたのは、コテコテのロジカルだった明美さん役の谷村美月さん、ビジョンでした。

まさしく、名演技でしたね。

本当の谷村美月さんは、もっとざっくりした人なんだろうなぁ…と思います。

 

 

 

実際の人間関係は、ひとりひとりが主人公

 

ドラマの人物設定には一定の法則があることがわかります。

誰が主人公で、誰の視点で描かれているかによって、

ストーリーの落とし所が変わります。

 

実際の人間関係は、すべての人が主人公です。

善悪ではなく、互いの価値観の違いからぶつかったり、すれ違っていることに気づけば、

うまくいく解決法がみつかるはず。

 

 

 

性格統計学をもとにしたカウンセリングサービスを行っています。

 

 

 

下町ロケットを解説したブログもあります。

 

参考に、下町ロケットを相関図で解説した記事があります。

 

https://jban.club/date/2016/01/

 

 

 

 

カウンセラーのポータルサイトOPENしました。

 

 

https://ningenkankei-up.com/

 

 

 

人間関係

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

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