こんにちは。
顧客満足は、よいコミュニケーションから。
リピート率90%超えサロンを育てる稲場真由美です。
休む暇もないくらい頑張ってるけど、結果が出ない。
いろんな方法を試しているけど、結果が出ない。
考え方は間違っていないはずなのに、空回りしている。
みなさん、そんな経験はありませんか?
これは私が14年前、体形補正下着の代理店として営業していたときの初期の話。
売上を上げたい!今月の目標はン百万円!
そのためのやり方としては、アポをとって、クロージング。
とにかく新規の顧客を増やすことばかり考えていました。
正直、アフターフォローには全く手が回らないくらい、
新規のお客様がどんどんやってくる毎日でした。
こんなやり方で、長く続くわけがありませんでした。
本来、体形補正下着というものは、
購入された時がスタートで、そこから下着の正しい着用法を指導して
ご購入いただいたお客様に、美しいボディライン変化して満足していただくもののはずが、
その時の私は、購入していただいた瞬間が「売上」というゴールという考え方。
毎日パワー全開で、元気さと勢いで新規を獲得していた日々から、4年目で状況が一転。
休む暇もないくらい頑張ってるけど、結果が出ない。
いろんな方法を試しているけど、結果が出ない。
どうして?一体どうすればいいんだろう・・・。
と思い悩んでいた時に、
上司からこんなことを教えてもらいました。
何事もうまくいくには、
「やる気・やり方・考え方の3つのバランス」が大切。
一時的な売り上げは、誰でも気合や勢いでだせるけど、
継続した売り上げは、基盤がないと持続できない。
そのために必要なものが、この3つだと教えてもらいました。
■継続売上のための3つの条件とは■
やる気だけでも、考え方だけでも、やり方だけでもダメ・・・。
私は、その言葉を聞いて、スグに理解できました。
それは23年前、オリンピック選手を育てるコーチから聞いた
「メダルをとるために必要な3つの要素」の話。
その話は、私が今まで自信がなかった自分が、自信を持つために、
出逢った教えとあまりに似ていたからです。
メダルをとるために必要な3つの要素について、
私の経験と解釈で、「自信をつけるための3つの条件」にアレンジしてお話しします。
サロン運営、自分の分析にもとても役立ちますよ。
■自信をつけるための3つの条件■
どんなに優秀な選手でも、世界の強豪の中でメダルをとれるひとはごくわずか。
そのひと握りの選手は、
「高い技術力、豊富な練習量、強いメンタル=精神力」をすべて持っています。
これをそれぞれ3つの円で表し、7つのパターンで見ていきます。
1、すべて大きく、バランスがいい状態。
高い技術をもちながら、高い目標に向かって練習をつづけ、
どんなプレッシャーをもはねのけるほどの
強靭なメンタル力を発揮できる状態をあらわしています。
それに対して・・・
どれか一つだけ大きくて、他が小さい=一定水準に達していない
または、バランスが悪い場合は、思ったような結果が出せません。
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2、技術だけが、すごく大きい状態。
これはいわゆる「天才」といわれる人です。
あんまり努力もしていなくて、自信があるわけでもないのに、
なぜか人並み以上にできる人。
やる気さえ出せば、もっと伸びるのに・・・。
まさしくもったいない人です。
接客の場合では、
お友達とはすごく自然に話せるのに、
お客様との関係になると委縮してしまう人。
話しが下手なのではなく、
ロールプレイやシュミレーション不足といえるでしょう。
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3、メンタルだけが、すごく大きい状態。
これは、ズバリ!自信過剰の状態です。
「この自信の根拠はどこにあるの?」と思う言動をする人。
勝負の世界では全く通用しません。
ただビジネスの世界では、通用することが多々あります。
ハッタリ的な自信が、時にすごいチャンスを引き寄せたりするものです。
その場合、早く技術が追いつくように努力することが必要です。
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4、練習だけが、すごく大きい状態。
これはすごく練習してるけど、技術が上がらない人。
これでは自信もつきません。
この場合才能がないと思われがちですが、そうとは限りません。
この人の強みを見つけて伸ばしていなかったり、
的はずれな練習法を続けていることが原因だったりします。
人には、生まれながらに得意不得意があります。
もうひとつ、練習ばかりしているけど、
本番をほとんど経験していない人。
練習は練習、本番は本番。
学べること、身につくものは全く違います。
ある程度練習したら、試合や人前にでることです。
失敗を恐れず、経験を積むことで、自信が生まれ、技術の向上につながります。
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5、練習だけが小さい状態。
これはまさしく「天才」といわれる人です。
あんまり練習もしていないけど、
技術も高く、素晴らしいパフオーマンスで人を魅了する。
自分自身、その才能に気づいていて自信もある。
基礎がないことが欠点です。
でもトップレベルでは長く続きません。
練習すれば、もっと伸びるのに・・・。
やっぱりもったいない人です。
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6、技術だけが、小さい状態。
しっかり練習をして、不屈の精神で粘り強く続ける努力の人。
こんなに練習していて、モチベーションも高いのに、
うまくならないのはなぜでしょう?
この場合は、やり方を見直し、合ったやり方に修正する必要があります。
合っていないことをやり続けているだけでは、期待する成果は得られません。
性格や気質に能力に合ったやり方かどうかは、
成功にはとても重要な要素です。
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7、メンタルだけが、小さい状態。
いつも完璧なのに、本番の試合になると失敗してしまう人。
本番10分前までは跳べていたジャンプが、本番になると失敗してしまう。
これは、練習も技術も完璧なレベルにありながら、
「また失敗するかもしれない・・・」
そんな一瞬の不安が失敗に結び付く瞬間は一流のアスリートでも数多くあります。
接客の場合も同じです。
日頃からしっかり新しい技術も取り入れ、学び、
高い技術で、良いサービスを提供してるけど、売り上げがあがらない・・・。
という人は、高い技術を持ちながらも自分に自信がなく、
クロージングになると、なぜかハッキリ提案できなくなる・・・。
スポーツの世界でも、ビジネスの世界でも、
最後はメンタルの高さが結果を大きく左右します。
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その重要なメンタル。調整法は、人によって違います。
人によって陥りやすいスランプはそれぞれ違い、克服法も違います。
だから他人の成功法をまねても、自分に当てはまらない・・・ということが起こるのです。
誰でもスランプはあります。
大切なのは、いかに早くスランプの原因に気づき、自分で脱出できるかどうかにかかっています。
実用万象学では、あなたに合った目標設定法をはじめ、
メンタルの調整法や、スランプ傾向、その克服法がわかります。
だから、メンタルを高い状態に保つことができ、自信をもってお客様と接することができるのです。
次回は、「やる気、やり方、考え方の3つのバランス」についてお話しします。
最後までお読みいただきありがとうございました。