浅田真央選手とキムヨナ選手は、
とても共通点が多いことが知られています。
身長、年齢、誕生月・・・。
実はそれだけでなく、宿命の性格や能力までも、
共通点がいっぱいあります。
とても似ています。
ただ、この2人の違いは、モチベーションのかけ方。
上から3段目の「思考の2分類」をご覧ください。
真央ちゃんは、希望型。プラスイメージの言葉がけが効果的。
「4年に1度のオリンピック、精一杯楽しんで演技してきてね!」
キムヨナさんは、慎重型。リスクヘッジを取り入れた言葉がけが有効。
「4年に1度のオリンピック、
悔いのないよう精一杯自分らしく滑ってきてね!」
これは、同じ目標について、言葉のかけ方によって
人によって聞こえ方・響き方に差があることをあらわします。
コーチなどの指導者こそ、選手を伸ばすために、
是非知っておきたいメソッドです。
ちなみに2人ともロジカル。
ライバルがいることで一層伸びるタイプです。
目標達成に向かって、
確実にひとつひとつの課題をクリアしていきます。
お互い相手がいなければ、ここまで伸びなかったことでしょう。
次に、宿命の能力です。
フィギュアスケート選手には、芸能人や芸術家と同じく
表現力をはじめとする伝達能力が、
「宿命能力」として備わっている人が多いのが特徴です。
伝達能力は「火」の能力であり、気球やバイクで表しています。
そして、もうひとつ。習得能力。
フィギュアスケートは感性だけで滑るものではなく、
地道な学び、日々の修練により、技術と表現力が向上していくものです。
習得能力は「水」の能力であり、ヨットやカヌーで表しています。
宿命の能力は、知って生きることが賢明です。
人間の能力は無限ですが、誰にでも得意不得意があります。
なんとなく感じている得意分野が、この宿命能力ですが、
意外に気づいてない場合も多いものです。
10種類の能力の組み合わせにより、得意分野と活かし方がわかります。
浅田真央選手とキムヨナ選手の宿命能力には、
非常に大きな共通点と、小さな相違点があります。
性格のベースとなる気質は、2人とも「水」の雨露。
母性愛と学びがキーワード。
キムヨナ選手の「カヌー」に対して、真央選手の「ヨット」。
どちらも「水」の習得能力ですが、
ヨットはレースヨットのイメージ。
荒波を果敢に乗り越えるチャレンジ精神が特徴です。
まさに今の真央選手にピッタリのキーワードでしょう。
第一能力は、2人とも「火」の伝達能力。
まさしく芸術の星。
真央選手は「おおらかさ」で、
キムヨナ選手は「デリケート・繊細」がキーワード。
真央選手、今回の曲は「鐘」。
まさしく新境地を拓く選曲です。
感性を活かして、恐れずチャレンジしてください。
両者の勝敗の分け目は、
心で感じたものをどれだけ体で表現できるかにかかっています。
2人が持っている
理論(水)と感性(火)の能力は同時に発揮できません。
活かし方は、宿命ではなく運命です。
よく似た宿命も、
活かし方・使い方次第で結果は大きく変わります。
真央ちゃん、自分の感性を信じて金メダルをとってくださいね!
応援しています!