稲場真由美のジェイバンブログ

2015年3月29日 - 稲場真由美のジェイバンブログJust another WordPress site


テーマ:ブログ

おはようございます。
ジェイバンの稲場真由美です。

昨日から上京しています。
久々に息子と会い、食事を共にしました。

幸運なことに、桜が満開のお花見日和。
息子とお花見ができると思っていなかっただけに、すごくうれしい!
東京駅で待ち合わせて、美味しい牛タンを出してくれるお店へ。

息子は、現在不動産関連の会社で新規営業をしています。

入社1年目、最終の月となる今月、
新規営業で2回目のトップセールスになったことを報告してくれました。

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彼は、今月3月は何としてもトップの成績をとりたいと思って頑張ったそうです。

3月に絶対トップをとりたいと思った理由、それは、
「4月1日に新入社員を含めた社員総会がある時に、

入社1年目でも、頑張ればできることを証明して、新入社員にも夢を持ってほしいと思ったから。」

ということでした。

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結果は、10件のノルマのところ、25件。

ダントツのトップ。親の私でさえ驚く結果でした。

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確かに息子は、自己肯定感が高く、前向きに物事を考えるタイプですが

ここ一年間の彼の成長には、目覚ましいものがあります。

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ゆとり世代の息子がなぜ、このような考え方をして仕事に取り組めるのか・・・
私はその理由にとても興味をもち、なぜそのように考えたのかを彼に訊いてみました。

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その秘密は社風にあると確信しました
これからの木の時代にあるべき会社の姿として、
とても参考になると思い、ちょっと長くなりますが書かせていただきますね。

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自分で考えることができる人材に育てています。

とにかく自分で考えて工夫すること、行動することが大事だと教えられているようです。

何を考えればいいのか・・・それも自分で考える。

いいかえると「考える土台」がないとついていけない会社ですね。

これは今、彼が読んでいる本。
営業をする中で自分で考え、
営業は「コンサルティング力」も必要だと気づき、この一冊を選んだようです。

社内の人間関係、特に縦の関係がいい

先輩が朝の時間の過ごし方や、仕事のやり方だけでなく、考え方についても教えてくれ、

会社以外でも、会社の帰りや休日にひとり暮らしの息子を誘ってくれて、
その中で、人生や仕事の上で役に立つことも教えてくれるようです。

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その先輩はひとりではなく、同じ部署の先輩もいれば、違う部署の先輩もいます。
一見アットホームだから?と思いますが、もっと奥は深いものでした。

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利他の考え方

「利他主義」という言葉があります。

対義語は「利己主義」です。

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あるビジネス誌で、彼が働く会社の社長が「利他の精神」について書いていました。

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息子が大学4年の冬、就職支援活動をしていたとき

「本当に働きたい会社が見つかったから、今から就職活動をし直したい」と言い出したのも、
会社が掲げる「利他主義」という考え方に心が動かされたからでした。

トップの考え方が、社員にまで浸透しているのですね。

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利他の考え方は、JALをV字回復に導いた日本航空名誉会長の稲盛和夫をはじめ、
多くの成功者がその大切さを説いているようです。

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これはひと言であらわすと「自己の利益よりも、他者の利益を優先する考え方」で、
表面的には自己犠牲のように感じますが、とても奥が深い考え方のようです。

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まず評価の方法が、個人の成績だけではないということ。
自分の行動が、会社全体にどのような恩恵を与えられるかも考えて行動することが求められているようです。
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息子にあてはめて考えた場合、

「営業だから、成績さえ良ければ評価されるというものではではない」ということ。

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彼はそのような社風の中で、入社1年目の自分ができること。を考えて、
3月は自分がトップをとることで、新入社員のやる気を与えることができる、
結果を上げているから、先輩としてアドバイスができる、その結果、会社の役に立てる、
という考え方で頑張ったようです。

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結果としてお互いの利益「相乗効果」が得られる素晴らしい考え方だと思います。

その考え方を、評価制度に取り入れているように感じました。

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働く環境って大切ですね。
人を大切にする会社は、人が育つ。

ということですね。

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息子にとっては、大阪は生まれて初めて住んだ町。
本来、慣れることで精いっぱいなはずですが、
このような結果を上げることができたのは、彼が働く会社の社風のおかげであり、
上司や先輩の方々のおかげだと心から感謝しています。

今度は息子が、今度入社してくる後輩たちに、
自分が先輩からしてもらったことを受け継いでいく番だと思います。

勇介、頑張ってね!

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ふと彼が履いている靴を見ると、
いかにも「営業でたくさん歩いてるんだなぁ」というように磨いてはあるけど痛んでいる。

「ご褒美に、靴を買ってあげようか?」
「えっ?ほんと?」
「リーガルの靴屋さん、ここにあるよ」
「えーっ?テンションあがるー!」

普段私の前ではポーカーフェイスですが、大きく喜ぶ息子。
何歳になっても、息子はかわいいですね。

ご褒美の靴とベルトを持って、新幹線で大阪に帰りました。

ラインで「靴ありがとう!大切に使います!仕事頑張るわ!」のメッセージ。

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母親の私にできるのは、もうこのくらいになりましたが、
子どもが頑張っている姿をみて「幸せ」を感じています。

私も頑張ろうっと!

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝します。

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