稲場真由美のジェイバンブログ

11月, 2015 - 稲場真由美のジェイバンブログJust another WordPress site


テーマ:職場環境

こんにちは。

ジェイバンの稲場真由美です。

 

 

私は『実用万象学』という心理統計学を独自に考案・開発し、

体系化した実用万象学の理論を教え、講師やカウンセラーを養成しています。

 

 

 

また、この実用万象学がさまざまな分野でに活かせることを実証し発信するため、

現在、職場環境改善コンサルティングという、

心理統計学による

コンサルティングや社員研修で

人間関係を円滑にして職場を元気にする

というサービスを行っています。

 

 


 

 

今日は、職場の新人教育についてお話します。

 

 

人手不足の上、離職率の増加のため、

多くの経営者は、人の育成の大切さに気づいています。

上から下のトップダウンではなく、マニュアル型でもなく、働きやすい職場を作るため、

自ら組織改革に取り組もうとしている経営者が増えています。

 

 

 

育成葉

 

 

 

希望を持って入社してきた新人。

大切に育てたいものですね。

 

 

けれども教える現場の教育係(先輩社員)が、

新人や異動してきた人に、イチから仕事を教えるというのは、なかなか大変なものです。

教えても教えても、覚えてくれないと、教育係はイライラします。

教育係、新人ともに評価も下がります。

 

 

 

仕事を覚えてくれない「新人」

教え方がきつくなる「教育係」

 

 

あまりよい状態ではありませんね。

 

 

 

 

教え方にも相性がある

 

 

じつは、生まれた性格によって言葉に対して好みが分かれるように、

仕事の教え方・教わり方、

指示の仕方・指示の聞き方にもタイプ(好み)があるものです。

 

 

 

 

もし、教育係がそれを知らずに、

自分とタイプの違う新人や部下に対して、合わない教え方や指示の伝え方をしていたら、

理解してもらえないから、なかなか仕事を覚えてもらえない。

戦力にできないことになってしまいます。

 

 

つまり、上司が教育係を選び間違えないためにも、

教える側・教えられる側の相性をマッチングをすることはとても大切なのです。

 

 

 

 

教え方にもタイプがある。

 

自分が好む「段取り」は、みんなも同じだと思い込んでいる人がほとんどで、

それを良かれと思い、そのまま人に教えるケースが多いものです。

しかし、このタイプが違うとミスマッチが起こります。

 

ここでは、指示の仕方についてお話しましょう。

 

 

大きく3つのタイプに分けて分析する方法があります。

 

1、結論から知りたい、要点を5W1Hで教えて欲しいタイプ

2、理由・経緯を一から順を追って知りたいタイプ

3、とりあえず今やることから教えて欲しいタイプ

 

 

 

 

どれが正しいというのではありません。

好みなんです。

ただ仕事をするにしても、教えるにしても、この違いはとても重要です。

 

 

 

相手のタイプを理解しないまま、

教える側が自分の好む段取りで仕事を教えても、「教えたつもり」の指導にしかならず、

相手はスムースに仕事をこなすことができないのです。

これは部署替えでも起こることで、離職のきっかけにもなっています。

 

 

 

外国人社員のエピソード

 

あるIT系企業であった実際の話です。

 

 

 

日本人の上司が、外国人の部下に、結論を先に述べる教え方をしていました。

ジェイバンの統計学でみても、

上司は結論からの指示を好むタイプで、

教え方ももちろん、結論・要点を端的に伝えていました。

 

 

 

 

実際のところ、ビジネスにおける一般的な伝達のセオリーも、

結論から述べて、要点を簡潔に伝えることです。

上司はきちんとそのセオリーどおりに実践しているのですが、

部下はなかなか素直に動いてくれませんでした。

 

 

 

上司は、「きっと、お国柄で頑固なんだ・・・」と、

国の違いによる考え方の違いとあきらめていました。

 

 

 

相談を受けて、心理統計学で分析したところ、

彼は仕事をする際には、結論ではなく、

「なぜするのか」という理由のほうが必要だったのです。

 

 

そこで改善策として

仕事を教えるときには、要点を端的に伝えるのではなく、

理由・経緯など周辺情報も順を追って細かく伝えるようにしました。

 

 

 

納得して仕事の習得ができた彼は、

今までの様子から想像できないような素晴らしい働きぶりを見せてくれたそうです。

 

 

 

優れた野球の指導者は伸ばし方がうまい

 

人を伸ばすのは教え方次第といわれますね。

 

 

日本の野球界にも数々の名監督がいますが、

その中でも故仰木監督野村監督は選手を理解した指導で有名です。

 

 

故仰木彬監督

 

イチロー選手
イチロー選手はオリックス入団当初、土井監督の下では1軍に行くことができませんでした。

土井監督は自分のやり方が正しいと信じて、選手を型にはめる傾向を持っていたので、

イチロー選手の振り子打法を認めず、改善がなければ1軍には行かせないと言っていたほどです。

 

 

 

ところが後任の仰木監督はイチロー選手の振り子打法を認め、

足を活かしたプレーができるように1番バッターにも登用しました。

現在の素晴らしい活躍に繋がっているのがわかりますね。

 

 

 

野茂英雄選手
仰木監督の元では自分のペースの調整を許されていた野茂投手は、

新人ながら最多勝利・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率と投手四冠を独占したほか、

ベストナイン・新人王・沢村栄治賞・MVPにも輝き、

4年連続最多勝と最多奪三振のタイトル同時獲得を達成しました。

 

しかし、その後交代した鈴木監督がフォームや調整法など様々な事に関して干渉。

自分のやり方を押しつけることから信頼関係が壊れ、メジャーへの挑戦をしたのも有名な話です。

 

 

 

仰木監督からみると、

イチロー選手は同じタイプの願望型ですが、

野茂投手は全く違うタイプの納得型。

 

 

野村克也監督

 

野村監督も素晴らしい指導者です。

野村監督からみると

全く違うタイプの古田敦也選手、田中将大投手

同じタイプの池山隆寛選手

 

 

 

古田選手や池山選手には、データをフル活用するID野球を教え込み、

型にはめられると伸びないタイプの田中将大投手には「マー君 神の子 不思議な子」といい、

自由にさせた寛容さも、指導者として素晴らしいスキルではないでしょうか。

 

 

 

ご自身の著書にもありましたが、

実際に野村監督は、選手に合わせた指導方法で伸ばされたそうですよ。

 

 

 


 

 

指導する側・教える側が自分のやり方に固執すると、部下や新人の力を伸ばせません。

しかし、部下や新人に合わせた指導をすると、驚くほどの才能を発揮してくれるものなのです。

 

 

 

仰木監督、野村監督に共通するのは、優れた選手を育てたこと。

自分と違うタイプでも、相手の考え方・思考を尊重できる人は、

人材育成でも力を発揮することができるのですね。

 

 

自分を知り、相手を知り、

相手にあったかかわり方で育成する。

ここでも心理統計学が役立ちます。

 

 

ご自身の会社、職場を元気にしたい経営者の方、
将来アドバイザーとして、人の役に立つお仕事を目指したい方、

ジェイバンには、解決できる方法や、進む道があります。

 

 

 

どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

心より感謝いたします。

 

 

 


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テーマ:職場環境

こんにちは。

ジェイバンの稲場真由美です。

 

今日は、「経営者の想い」について書かせていただきますね。

 

 

子育てをはじめとする家庭の問題は、個人レベルで解決できますが、

職場の人間関係は個人でできるものから、職場全体で取り組む必要があるものまで幅広いものです。

立場が違えば、ものの見方、見え方もちがうもの。
お互いが分かり合えることで、職場は見違えるほどに元気になります。

 

 

私は今年の夏から、経営者の方々に向けての問題解決にシフトしています。

 

起業して8年間、

これまでは主に家庭や職場の悩みをお持ちの方の解決法に力をいれてきました。

おかげさまで、子育てや家庭についてのプロのカウンセラー、アドバイザーはすでに育ってきています。

もちろん「家庭の幸せ追求」は今までどおり続けていきますね。

 

 

けれども職場の問題は・・・

 

 

職場の人間関係の行き違いは、個人レベルで解決ができるものもありますが、

一個人が職場の体制をはじめとする根本的な解決は、なかなかできないものです。

 

 

経営者に直接お話をお聴きすることが一番の近道だと感じました。

そこで気づいたことがあります。

 

最近、ブラック企業や○○ハラスメントなどが社会で問題となっていますが、

世の中には、社員の幸せを心から願っている経営者が、まだまだたくさんいること、

経営者と管理職、管理職と社員という立場の違い、目標の違い、

また生まれ持った考え方の違いによって、

優先順位が違い、それがいろいろなすれ違いを起こしているということを。

 

 

働きやすい職場づくりのために

 

 

人によって同じ言葉でも「聞こえ方」や「受けとめ方」が違います。

その違いを知らないことで多くの人は、人間関係の摩擦・ストレスで悩んでいます。

良かれと思って言った言葉が、嫌味に受けとられてしまったり、

反対に、上司や同僚の言ったことの真意がわからず、

どうしていいのかストレスに感じてしまったり・・・。

 

 

そのストレスが原因で、人間関係がギクシャクして、悩んだ末、会社を辞めたり、

うつになって、会社にいけなくなってしまった人が増えたりと、

会社として解決策を見つけなければいけない状況にきています。

 

私はいま、経営者または管理職の方々を対象に、心理統計学を使い、

職場の人間関係を円滑にし、報告・連絡・相談をはじめとした業務効率をアップする

『職場環境改善コンサルティング』というサービスを行っています。

 

 

 

 

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経営者の悩み「人の問題」

 

今、多くの経営者・管理職は『人』の問題で悩んでいます。

せっかく育てた社員が辞めていく、その原因がわからない・・・。

とてももったいないことです。

 

 

今の世の中は、ひと昔前にくらべて、

「認められたい」「自分らしく生きたい」「自分にあった仕事につきたい」

「仕事と家庭を両立したい」と思う人が、明らかに増えています。

 

そのことを経営や管理する側の人はもっと理解する必要があるようです。

今、この記事をお読みくださっている方も、そう感じたことはありませんか?

 

 

 

経営者の想い

 

ニュースでは、ブラック企業の「人の使い捨て」をクローズアップしていますが、

 

 

少なくとも私が直接お話しさせていただいている中小企業の経営者は、そうではありません。

たとえ従業員側に多少の問題があっても、とても大きな心でみています。

「せっかくうちに来てくれたのだから、伸ばしてあげたい」という気持ちで。

 

 

ただ、その経営者の想いが社員たちに届いていない、伝わっていないのです。

いつの時代も経営者の気持ちは、従業員、特に若い年代には伝わりにくいものです。

 

 

上に立つ人、特に経営者は日々いろんなことを考えなくてはなりません。

経営者や管理職の説明が足りない、という場合がよくあります。

忙しい、という理由もありますし、

そのくらいわかっているだろう、と思い込んでいる場合もあります。

こんなこと言ってもいいのかな・・、と遠慮していることもあります。

 

 

また良かれと思っていっている言い方が逆効果になっている場合もあります。

つまり、言葉が足りなくてもダメ、言いすぎてもダメ・・・
結局は「伝え方」なのです。

 

想いがあっても、言葉の行き違いなどから誤解が生まれて、

部下たちのやる気がなくなったり、本来の力が発揮できなくなることが多々あります。

 

 

 

どのように伝えればいいのか悩んでいる経営者や管理職が多い現状。

そこで私の経験と心理統計学が、この解決に役立てると確信しました。

 

経営者と管理職、リーダーとの意思疎通が円滑になり、連携がうまくいく。

その下で働くスタッフも、働きやすくなり、やる気がアップし、本領を発揮できるようになる。

「社員に気持ちよく働いて欲しい」という経営者の想いも叶います。

 

 

人が育つから、結果、売上も上がる。

まさしく自然の法則に叶っているのです。

 

 

今後、成果についてご報告できればと思っております。

よりよい職場環境づくりのお役にたてるよう願っております。

 

 

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今日も最後までお読みくださりありがとうございました。

感謝します。

 

 


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テーマ:ブログ

こんにちは。

ジェイバンの稲場真由美です。

 

大相撲の九州場所もいよいよ大詰めですね。

 

白鵬の「猫だまし」の技について賛否がわかれるなど、

ここにきて話題の多い場所となりました。

 

 

大相撲は国技として、通常のスポーツとは一線を隔しています。

特に横綱には「品格」を求められます。

 

ずいぶん前になりますが、

朝青龍という横綱が勝ったときにガッツポーズをしたことで大きな問題となりました。

「どうして?」と思った方もいるのでは?

 

相撲は単なる勝ち負けのスポーツではなく、

古くからのしきたりにのっとった儀式の要素を含み、

力士のあり方にも意味があるからなのでしょう。

 

今日は大相撲の中にある『陰陽五行』についてお話します。

 

この世の中は『陰陽五行ワールド』。

陰陽五行とは、大自然の法則で。

 

かつて映画「レッドクリフ」で有名な諸葛孔明もこういっています。

自然界で起こることは、すべて自然の法則で動いている。

 

陰陽五行を理解していることで、

世の中で起こっていることを理解できるようになり、

身近で起こっている問題の原因を見つけ、解決することもできます。。

 

 

冠婚葬祭をはじめとする日本古来のしきたりや

茶の湯をはじめとする伝統ある数々のものが、陰陽五行の影響を受けています。

政治や流行をはじめとした時代の流れも陰陽五行に沿って動いています。

 

 

そのひとつに大相撲があります。

 

お気づきでしたか?

土俵の上の吊り屋根。

その四隅にある4つの房。

これは四房(しぶさ)といい、

青,赤,白,黒の四色で,四季と四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)を表します。 

 

写真をご覧ください。

同じ色ではなく、それぞれ違う色が下がっていますね。

 

東に緑の房

西に白の房

南に赤の房

北に黒の房

 

そしてその下の中央に土俵、それが黄色

丸い土俵が「陽」で、それを囲む四角が「陰」

 

土俵と吊り屋根の中に陰陽五行をみることができるのです。

 

 

image

 

五行

 

 

もともとは、吊り屋根ではなかったようです。

 

昔はまず、四神(青龍、白虎、朱雀、玄武)を祀るそれぞれの色紐を巻いた柱を4本たて、

その柱の中に丸い土俵をつくり、その上に屋根をのせるものだったようです。

昭和に入りTV放映がはじまり、柱は外され、屋根が吊り屋根になりました。
本来重要な四神を表す4本の柱の代わりに屋根から4色の房を垂らして、

もともとの意味合いを維持しています。

 

厳かなしきたりの中で行う国技。

由来がわかると「ほかのスポーツとは違う」ということが納得できますね。

 

 

お葬式のときに張る黒白のくじら幕や、おめでたいときに張る紅白の幕も、

陰陽五行に由来があります。

 

陰陽五行、深くてとても面白い学問です。

ジェイバンで学べますよ。

 

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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

陰陽五行をもとにコミュニケーションが学べます。

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